無料ダウンロード漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ pdf

漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ

08/08/2020 03:27:00, , 江原 正士

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によって 江原 正士
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内容紹介 漢詩の歴史をたどるシリーズ全4巻創刊。第1巻は『詩経』から屈原の『楚辞』、漢や三国時代を経て東晋の陶淵明まで、必読の約80首を対話形式でわかりやすく読み解く。漢詩入門の新しい定番。 内容(「BOOK」データベースより) 先人の想いや感概のつまった言葉が、いま私たちの心を揺さぶるのはなぜか?古代歌謡から屈原の『楚辞』、南北朝時代を経て東晋の陶淵明まで、詩の変遷と詩人たちの営みを、対話形式でわかりやすく辿った保存版。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 宇野/直人 昭和29年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。現在、共立女子大学国際学部教授 江原/正士 俳優・声優。5月4日生まれ。新劇を経て商業演劇の舞台や、トム・ハンクス、ウィル・スミス、エディ・マーフィ等の洋画吹替え、アニメの声優をはじめ各種のナレーションなどで活躍。フジテレビの深夜番組「二か国語」ではキャスターを八年間つとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
この1巻だけでも完結しているな、と思うのが「帰去来兮辞」の「兮」。帰去来兮は「帰りなんいざ」という全ての読み下し文の中でも最も素晴らしい一文で有名ですが、その中の「兮(ケイ)」は『楚辞』に特徴的な、句の調子を整えるために挿入された助字。すべて詠み人知らずで北方の歌だった『詩経』に続く南方の歌主体の『楚辞』には、初めて屈原など作者が現れますが、同時に屈原や宋玉は天下国家を改善しようとした知識人が、それを果たせず悲憤慷慨するというパターンをつくります。しかも屈原から陶淵明という時代のくくりは、いわばシャーマンだった屈原が、より合理的な儒家にとって代わられ、やがては晋のように形骸化し、陶淵明のように公然と疑問を呈するようになるという大きな流れも内包しています。何回か触れられている「子曰、君子固窮。小人窮斯濫矣」という言葉は印象的。「子曰く君子もとより窮(きゅう)す小人窮すればここに濫(みだ)る」というのが孔子の返答。これは孔子一行が七日の間飲まず食わずの状況に陥った時に、弟子の子路が「君子も窮することがあるのか」と怒りをぶつけたことに対して、「君子といえども窮することはある。小人は窮すると自暴自棄となってしまう。君子と小人に差はこれだ」というものでした。おそらく、多くの不遇な知識人たちは、この論語・衛霊公篇を思い出しながら、自らの境遇を詩に昇華させていったんじゃないかな、なんて思います。三国志演義で有名な曹操、曹植、曹丕親子の詩も読んだことがない方にはお勧めします。曹植は杜甫が現れるまでは最大の詩人と呼ばれていましたし、曹丕はその子である明帝時代に卑弥呼が使者を遣わしたことでも有名です(魏志倭人伝)。

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