DNA考古学のすすめ (丸善ライブラリー)
08/12/2020 23:03:15, 本, 佐藤 洋一郎
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によって 佐藤 洋一郎
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内容紹介 「DNA考古学」はいかにして確立されたか 内容(「BOOK」データベースより) 生物進化、何世紀にもわたるヒトの活動、農作物の品種改良など、基礎から応用まで、さまざまな分野の研究に応用の利く新学問、それが「DNA考古学」である。本書では、この新学問を確立させた筆者が、具体的に自身の研究成果やトピックスを図版をまじえてやさしく解説するとともに、この学問の面白さ、重要性、展望を熱く語る。待望の入門書。 商品の説明をすべて表示する
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安田教授の「環境考古学のすすめ」に佐藤洋一郎研究室が取り上げられていたので読んでみた。一読しただけでは、いったい何が書いてあるのかぴんとこないが、再度読んで何となくイメージがわいてきた。第3章から第5章辺りの具体的な成果に関する記述がおもしろい。本書が述べているのは、DNA鑑定という技術が進歩することによって、これまでの考古学的調査では見えない物が見えてくるということである。例えば、日本の遺跡で発見された稲籾でも、遺伝子が分かれば種類が分かり、それが中国起源ではあり得ないこと、あるいは朝鮮半島起源ではあり得ないことが分かるということだ。また、同じ樹の種類でも暖かいところに育つ物かどうかで当時の気候が分かるといった話は「環境考古学のすすめ」にもつながる話で分かりやすい。さらに言えば、もう少し突っ込んで、そこで発見された事実が何を説明しているのかも意味論として仮説を提示して欲しかったと思います。ただ、やや混乱を生じるのは、記述内容がDNA分析に限られておらず、顕微鏡的観察による成果もまぜこぜに書き込んであることであろう。また、冒頭部には、引用として「DNA考古学」の特徴が挙げられているが、遺物の生物的進化の段階を見ることによって時間のスケールを導入できるとあるが、そもそも「進化」は地質年代的なスケールで起こると考えている素人の私にとっては、いったいそのものさしをどうやって人間の文明史といった短い時間に対して当てはめが可能なのかどうも得心がいかない。あと、プロローグがわかりにくくイントロの意味をなしていないとか、DNA分析の技術面の説明が冗長だとか、随所に不満はありますが、続書がその辺を満足していると期待されるので、本作については☆4つです。
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