コレラの時代の愛
06/28/2020 20:02:48, 本, ガブリエル・ガルシア=マルケス
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によって ガブリエル・ガルシア=マルケス
4.4 5つ星のうち20 人の読者
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内容(「BOOK」データベースより) 夫を不慮の事故で亡くしたばかりの女は72歳。彼女への思いを胸に、独身を守ってきたという男は76歳。ついにその夜、男は女に愛を告げた。困惑と不安、記憶と期待がさまざまに交錯する二人を乗せた蒸気船が、コロンビアの大河をただよい始めた時…。内戦が疫病のように猖獗した時代を背景に、悠然とくり広げられる、愛の真実の物語。1985年発表。
以下は、コレラの時代の愛に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
『100年の孤独』に続いて読みました。大満足です!!帯でやたら愛!愛!と連発しているのでそれに惹かれて読んだ人は『夜の狩人』が理解できず途中で投げ出すとか、不快になることも有るかもしれません。私も読む前に「一人の女を50年待ち続ける男」というのでストイックな行動を想像してたのもあってどうしても主人公に感情移入出来ませんでした。他の人もよく言われるようにガルシア・マルケスの『愛』というのは少し自分にも理解出来ない部分があります。「人は同時に何人もの人と、それも誰一人裏切ることなく、同じ苦しみを味わいつつ愛することが出来る」「人の心には売春宿以上に沢山の部屋がある」というのが作者の感覚なのでしょうか。(ところで『浣腸を別の愛を作り出すために互いにそれを差し合った』というくだりには笑ってしまった)しかし双方が老いさらばえてからの、老獪な恋の駆け引きをする箇所からがこの作品の本番でそれまで主人公らの50年分の行動やエピソード、成長、人生を読んできている分、『聖霊の恩寵を受けた』フロレンティーノの『最後の戦い』というのがなおさら説得力が有り本だと言うことを忘れてドキドキして必死で応援してしまいました。当初「色恋に対して初心」だった主人公が最早老年の未亡人のフェルミーナを一から口説き落とす為にはどうしても『夜の狩人』で十分経験をさせる必要が有ったのだと納得しました。最後の箇所では本当に感動して泣きそうになりました。素晴らしい作品です!「文学は人をからかうための最高のおもちゃである」と抜け抜けと言われてやられたと思った『100年の孤独』に対して、作者的にはこの本のテーマは、主人公の老年になってからの一連の手紙の見解同様、『人生論』『恋人たちの手引きの補遺』『人生、愛、老年、死』だったように思います。(もちろん『100年の孤独』でもかなり『人生、愛、老年、死』を感じましたが)そのように後半になるに従い女性の口説き方や人生の教訓や示唆に富んだ文や台詞が次々に出てきて私にはとても勉強になりました。例えば『恋とは何かを手に入れるための手段ではなく、恩寵の状態にほかならず、それが一にして十であり、目的だ』という箇所など。でもその分笑いの要素は抑えられていて、その点が読み進めるにあたって少し根気が必要になった原因でした。(もしかすると壮絶な矛盾『夜の狩人』自体が笑いの要素だったのかもしれません)
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