作家の食と酒と
10/04/2020 12:03:53, 本, 重金敦之
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によって 重金敦之
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内容紹介松本清張、池波正太郎、山口瞳高樹のぶ子、小津安二郎、風間完 向田邦子、早乙女貢、渡辺淳一…… 名編集者がみた「作家の食と酒」。 料亭であっという間に鰻を食べ終え 「これで終わりか」の一声を発した松本清張ほか、 エピソード満載。 「本の話」(文藝春秋)の評判コラム「酒屋の一里 本屋に三里」収録。 「食」と「読書」が織りなす 洒脱と辛辣の双曲線 [目次] まえがき 作家が愛した食と酒 ・松本清張1 送別会の酒 ・松本清張2 「これで終わりか」 ・松本清張3 納税額でも負けたくなかった ・横山大観、小島政二郎、内田百けん 長寿の食 ・小津安二郎 名シーンにみる食べ物屋 ・風間完 河豚雑炊の味付け ・池波正太郎1 美食は似合わない ・池波正太郎2 鯉こく、その後 ・團伊玖磨 フォアグラ紹介の先駆者 ・山口瞳1 愛する飲食店の「文化」 ・山口瞳2 なじみの店の気分 ・荻昌弘 料理哲学を引き出す名人 ・向田邦子1 カレーライスとライスカレー ・向田邦子2 大坊珈琲店での観察 ・平岩弓枝 かわせみと長寿庵 ・渡辺淳一1 桜とズワイガニ ・渡辺淳一2 食のエロティシズム ・高樹のぶ子1 イスタンブールの闇と光 ・高樹のぶ子2 性愛を暗喩する美食 ・早乙女貢1 敗者の目から見た歴史 ・早乙女貢2 『おけい』の頃 酒屋に一里 本屋に三里——食と酒と読書の日々 重金敦之書誌 あとがき [著者紹介] 1939年東京生まれ。 「週刊朝日」編集部在籍時に池波正太郎、松本清張、結城昌治、渡辺淳一など多くの作家を担当した。 大学教授を経て、文芸ジャーナリスト。 食の分野にも造形が深く、料理に携わる人たちからの信頼も厚い。内容(「BOOK」データベースより)「食」と「読書」が織りなす洒脱と辛辣の双曲線。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)重金/敦之 1939年東京生まれ。慶応大学卒業後、朝日新聞社入社。「週刊朝日」編集部在籍時に池波正太郎、松本清張、結城昌治、渡辺淳一など多くの作家を担当した。大学教授を経て、文芸ジャーナリスト。食の分野にも造詣が深く、料理に携わる人たちからの信頼も厚い。「食彩の文学事典」を「小説現代」に連載中。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、食生活ジャーナリストの会、各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、作家の食と酒とに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本書は、「食」にまつわる文学作品の一節や、作家の素顔を伝えるエピソードを豊富に紹介している。そこに登場する「食と酒」は、名の知られた店の味から庶民の味と言われるものまで、とにかく幅広い。そして、何より「おいしそう」である。個人的に印象に残ったのは、前半の、池波正太郎が行きつけの店でまかない用のシューマイをつまみ、御機嫌になるエピソードである。彼の「下町の流儀」が窺える点で興味深いのはもちろんだが、不思議とその肉の少ないシューマイが、限りない美味のように思われて来る。作家の幸福感がこちらまで伝わって来るからだろうか。また、風間完のエピソードでは、本人への興味が湧くと同時に、その河豚雑炊を是非一度食してみたいという思いにかられた。おそらく読者は、ページをめくり、新たな作家のエピソードを味わうとともに、それぞれの美味なる想像に酔うことが出来るだろう。本書は、そのような「食と酒」を題材とした文章ならではの愉しみに満ちている。後半は日記風コラムである。そこでの「食」は、さながら俳句における季語のような趣で、折々の豊かな味わいと筆者の日常をさらりと映し出している。「食」が人間にとって根源的欲求であることを改めて実感させられる一冊である。
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